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原町赤十字病院内
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内田 信之
11月30日読了時間: 1分
「芭蕉と歩く」髙橋保博
この本を読むのは3回目くらいだと思う。図書館には芭蕉についての本は多数あるが、ほとんどは「奥の細道」に関するものである。この本は「野ざらし紀行」や「鹿島詣」の解説本であり、私にとっては貴重である。「野ざらし紀行」については、もっと知りたいところである。
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内田 信之
11月24日読了時間: 1分
「ロ・ギワンに会った」チョ・ヘジン 浅田絵美訳
韓国文学に対する関心は以前から高かったが、読む機会がなかった。県立図書館に韓国文学のコーナーがあることを以前からわかっていたが、手に取ることはほとんどなかった。最近斎藤真理子の「韓国文学の中心にあるもの」を読んで、その関心はますます高まった。この本を読んでみて、韓国文学をし...
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内田 信之
11月19日読了時間: 1分
「梅原猛の授業 仏教」
2001年、梅原猛が76歳の時に、京都の洛南中学の3年生に行った授業を本にまとめたものである。梅原猛の書籍はいくつか読んでいるが、膨大な知識と強い自意識をいつも感じさせる。中学3年生に行った授業であるが、私のレベルではちょうどよく、一気に読み終えてしまった。
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内田 信之
11月17日読了時間: 1分
「椿姫」デュマ・フィス 永田千奈訳
父親であるアレクサンドル・デュマの「千霊一霊物語」を先月読んだときに、息子のデュマ・フィスの作品も読んでみたいと思っていた。19世紀のフランス(パリ)の世界は華やか過ぎるからこそ、そこに形成される闇の世界の底はあまりに暗く深い。住民の生活は大変だったろうが、芸術は生まれる土...
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内田 信之
11月10日読了時間: 1分
「太陽と鉄」三島由紀夫
三島自身はこれを「告白と批評との中間形態」の書としている。解説の佐藤秀明氏によれば、この書は始めから「死」が直観されており、そこから逆算され、死に至る論理が構築されたに違いない、と述べている。難解な表現が多いが、三島の晩年の心情の一端に触れることができ、自分にとっては大変重...
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内田 信之
11月8日読了時間: 1分
「韓国文学の中心にあるもの」斎藤真理子
韓国文学には以前から興味があるのだが、いまだに読んだことはない。この本は韓国文学を紹介しながら、韓国の歴史についても詳細に触れている。私が韓国の現代史についていかに無知であったかということを知ることになった。この本の中に紹介された本をいくつか読んでみようと思う。
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内田 信之
10月25日読了時間: 1分
「千霊一霊物語」アレクサンドル・デュマ 前山悠訳
アレクサンドル・デュマの作品を初めて読んだ。論理では説明できない世界というものは、確かにあるものだと思う。世の中の価値は常に変化、もしくは消失してしまうものである。他の本も読んでみようと思う。
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内田 信之
10月12日読了時間: 1分
「漂流者の生きかた」五木寛之・姜尚中
二人とも幼少期に相当な苦労をされ、言葉にすることが憚れるような経験をしてきているのだろう。それだからこそ、その発言には力がある。長く生きて生き、いろいろな経験をすると、親鸞の思想が身に染みてくるのかもしれない。
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内田 信之
10月11日読了時間: 1分
「尼将軍」三田誠広
鎌倉時代初期の物語である。政子は頼朝、頼家、実朝の3代の時代を自分の眼ですべてを見てきたことを知ると、しかも実朝の暗殺までも経験してきたということを考えると、大変激しい人生を送ってきた女性であるなあと、感慨深い。義経のことなどは実にあっさりと記述されているのも面白きことである。
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内田 信之
9月22日読了時間: 1分
「言葉を恃む」竹西寛子
以前読んだ本であるが、また借りてきて読んでみた。謙虚でありながら、葉に厳しい態度を取り続ける竹西寛子の姿勢は、頭が下がることと同時に、見習うべきことだと思う。古典の面白さ、奥深さを教えてくれた、私にとって大事な先生である。
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内田 信之
9月15日読了時間: 1分
「星のあひびき」丸谷才一
丸谷才一の膨大な読書量とその知識にはいつも驚かせる。またこの本の中でも数回取り上げられた大野晋氏も、とてつもなく偉大な人物であった。二人とも残念ながらすでに鬼籍に入ってしまったが、今後も読み継がれることだろう。二人の共著である「日本語で一番大事なもの」は、再び読み返すことが...
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内田 信之
9月9日読了時間: 1分
「私の親鸞」五木寛之
親鸞について、知っているとか、わかっているとか言うことはどう転んでもあり得ないが、年を重ねると、なぜか悪人正機というものに心が少しばかり引かれる。これは一つの真理かもしれない。もっと長く生きることがあれば、その時はどう考えるのであろう。
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内田 信之
9月8日読了時間: 1分
「対話・日本人論」三島由紀夫 林房雄
林房雄氏は三島由紀夫より22歳年上ということである。三島20歳ころから付き合いがあったらしい。時々様々な人たちの対談集を読むが、その人物の本音や作品に込められた思いなどに触れることができる。この対談は三島由紀夫自決数年前のものであった。私たちはその事実を知ったうえで読むこと...
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内田 信之
9月6日読了時間: 1分
「みんな昔はこどもだった」池内紀
手塚治虫、向田邦子、深沢七郎、柳田国男、幸田文、野坂昭如など15名の子供時代の様子を描いたものである。子供時代の記憶は循環する。時間には思いがけない段差があり、そのたびに確実に年を重ねていく。
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内田 信之
8月24日読了時間: 1分
「キリスト教講義」若松英輔・山本芳久
キリスト教に深い関心があるわけではないが、若松英輔の本が図書館にあるとつい借りてしまう。いくつか読んでいるので、繰り返し学習にようになっている。キリスト教に限らず、信仰、神秘、祈る、などの問題は、人間にとって永遠のテーマなのだろう。
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内田 信之
8月12日読了時間: 1分
「別れの色彩」ベルンハルト・シュリンク 松永美穂訳
ドイツのある新聞では、「人生の秋」という言葉でこの本を評したという。別れをテーマにした9つの短編である。人が老いるというのは、多くの複雑な後悔の積み重ねなのだろう。この作家の本は、また読んでみたいと思う。
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内田 信之
8月11日読了時間: 1分
「日本語で一番大事なもの」大野晋・丸谷才一
私たちは日本語を十分使いこなしているというのは、全くの間違いだということを教えてくれる本である。日本語の歴史を様々な角度から述べている。日本語の中にも、変わるもの、変わらないものがあるようだ。とても興味深く、今後も時々読み返そうと思う。
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内田 信之
8月7日読了時間: 1分
「無口な友人」池内紀
この著者の作品の多くは、私を心地よくさせてくれる。この本はいわゆるエッセイ集であるが、力が入ってないところがとてもよい。こういう文章が書くためには人生に対する覚悟のようなものが必要だと思うが、それを感じさせないところも良い。
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内田 信之
8月2日読了時間: 1分
「鈴木大拙の言葉ー世界人としての日本人」大熊玄
鈴木大拙の本はいくつか購入しているのだが、いまだにしっかり読んでいない。この本は中学生向けに書かれたものであり、私でも十分理解できた。禅の世界は難しいが、確かに日本人の生活や考えの源となっている部分が多い。いずれ鈴木大拙の著書も読む予定だが、どうも後回しになってしまう。
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内田 信之
7月28日読了時間: 1分
「小林秀雄 思想史のなかの批評」綾目広治
小林秀雄に対する厳しい批評が繰り広げられている。小林のほとんどの著書を熟読した上での批評であり、私のようなレベルの人間にはとても理解できない部分が多々ある。物事を判断する場合は、様々な視点、視座があるということを十分納得した次第である。
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