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原町赤十字病院内
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内田 信之
2021年4月11日読了時間: 1分
「たましいのふたりごと」川上未映子×穂村弘
川上未映子の言葉に対する感受性は、読んでいてとてもおもしろい。穂村弘はさすがに歌詠みの人らしく、表現が非常に鋭い。世の中のあらゆることをもっとじっくり考えることができれば、きっと今よりすっと深く、人生を味わうことができるのだろうな
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内田 信之
2021年4月4日読了時間: 1分
「まるまるの毬」西條奈加
直木賞受賞作家の作品である。文真堂で購入して読んだ。江戸時代の人情話は、何故だかとても懐かしい気分にさせてくれる。どうしてなのだろうか。楽しいとか、うれしいとか、おもしろいという感情ではなく、ただ単に懐かしい。 歴史とは思い出すもの。そう思う。
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内田 信之
2021年3月21日読了時間: 1分
「古今集の世界へ 空に立つ波」竹西寛子
前橋市立図書館にある竹西寛子の本はすべて読んでいるが、この本は見当たらなかったので自分で購入した。私は、竹西寛子によって言葉の魅力、日本語の魅力を知ったといっても過言ではない。言葉には確かに力がある。日本人として古今集を持つ喜び、これは何ものにも代えがたい。この本も何度か読...
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内田 信之
2021年3月18日読了時間: 1分
「外套・鼻」ゴーゴリ、平井肇訳
ロシア文学の多くは人の心に強く訴えるものがある。これはロシア人の特徴なのか、ロシアの風土や歴史のなせるところなのか。アカーキイ・アカーキエヴィッチの生涯を、現代を生きる私たちはどのように感受すべきなのか。私たちは何らかの意見を言うべきなのか。
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内田 信之
2021年3月14日読了時間: 1分
「不滅の哲学 池田晶子」若松英輔
図書館で借りることのできる若松英輔の本は、ほぼすべて読んでいる。彼が池田晶子のことをしばしば言及しているが、彼女の本は読んだことがない。一度は読むべきなのかもしれない。悲しみは乗り越えるものではなく、深めていくもの。 早朝、利根川沿いで鶯の鳴き声を耳にする。
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内田 信之
2021年3月7日読了時間: 1分
「中原中也のこころ」
この年になって、これほど中原中也に惹かれるのはなぜなのか、しみじみと考えよう。私の十代から二十歳前半、つまり中学時代から大学時代、たぶん中原と同じような感受性が間違いなくあったような気がする。それは私の中からもう消えてしまったのか?彼の詩はやっぱり心に響く。
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内田 信之
2021年3月7日読了時間: 1分
「わが人生に一辺の悔いあり?」
昨日午後、原町日赤内でAMAの仲間たちと動画撮影を行った。内容は看取りに関係するものである。とても楽しい時間であった。佐藤さんと唐澤さんには、脚本作成から、監督、編集をお願いした。完成されるのが待ち遠しい。
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内田 信之
2021年2月28日読了時間: 1分
「猫を棄てる」村上春樹
村上春樹の作品はほぼすべて読んでいる。この本は、いくつかの点で他のそれとは大きく異なっているようだ。男にとって父親とは何なのか?「海辺のカフカ」のテーマの一つでもあった。20年以上前に亡くなった、私の父親のことを思い出さずにはいられない。父は私に何を訴えたかったのか?
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内田 信之
2021年2月28日読了時間: 1分
「絆 いま、生きるあなたへ」山折哲雄
山折哲雄の本はいくつか読んでいる。その中では「断食」について、しばしば触れている。「断食」は厳しい修行の一つのようでもあるが、人間の生死を考える上で、非常に重要なキーワードでもある。空海や西行は断食をしたのであろうか?
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内田 信之
2021年2月27日読了時間: 1分
「幸せについて」谷川俊太郎
人の幸せについて時々考えることがある。そうすれば、何をすれば幸せになれるかと考える時、ヒトはあまり幸せでないという。人に愛されていなくとも、愛している幸せの方が、ずっと深く、長いものだという。きっとそうなのだと、私も思う。
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内田 信之
2021年2月23日読了時間: 1分
「星に仄めかされて」多和田葉子
言葉の世界の広さと奥の深さには、感じ入るところが多々ある。竹西寛子のように、言葉の世界に自分の人生を捧げた人に、私は手段は違うが少しでも近づきたいといつも思っている。多和田葉子の世界は、自分が全く気が付かなかった言葉の世界である。言葉の世界は本当に面白い。
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内田 信之
2021年2月14日読了時間: 1分
「日本人とはなにか」柳田国男
柳田国男が始めた民俗学という学問は、魂の学問である。学問をすることは志を立てるといい、自分ではないものも、自分と同じような生活を営むものも、共に幸せにするということである。柳田先生の視線に少しでも近づけてこの世の中を見ることができるよう、精進していこうと思う。
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内田 信之
2021年2月13日読了時間: 1分
「地球にちりばめられて」多和田葉子
薄暗い空間だからこそ私たちは曖昧に結ばれる。明るすぎる光は孤立を生む。言葉には何らかの力があり、その世界はどこまでも続くようだ。第2部の作品も近いうちに読んでみよう。
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内田 信之
2021年2月7日読了時間: 1分
「コロナ禍の今だからこそ、改めて考える 吾妻の在宅・医療・介護の未来~今だから、伝わる思い~」
昨日(令和3年2月6日)、オンライン方式で講演会とグループワークを開催した。AMAの事務局、そして原町日赤地域連携課の金子課長の絶大なる努力と準備により、見事に会となった。今後吾妻で同じような会を開催できるだろう。3月6日の午後には、看取りネットワークを目指した動画撮影(第...
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内田 信之
2021年1月31日読了時間: 1分
「JR上野駅公園口」柳美里
この本をどう英訳したのか、とても興味がある。日本の中にもアメリカほどではないとはいえ、目に見えない形での様々な考えや生活様式がある。ステイホームという、あまりにも短絡的な表現に対する小さな反抗というべき小説である。私のようなものの目では、よほど注意しないと見過ごしてしまう世...
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内田 信之
2021年1月30日読了時間: 1分
「心あひの風」久保田淳座談集
先人たちの古典に対する考えを学ぶにはとてもよい本であった。特に私が敬愛する竹西寛子との座談も含まれており、興味深く拝読した。今後も様々な古典を読むことになるのだろうが、自分の考えがどう変化していくのだろうか。
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内田 信之
2021年1月24日読了時間: 1分
「在原業平 恋と誠」髙樹のぶ子
伊勢物語の本は、時々開いて読み返すことがある。不思議は話しであるといつも思う。しばらくしたら「小説伊勢物語」も読んでみよう。いつになるか?
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内田 信之
2021年1月23日読了時間: 1分
「私の百人一首」白洲正子
この本は4,5年間にも読んだことがあるが、改めてそれぞれの歌を筆写しながら読み返してみた。すると以前は気がつかなかったところ、読み飛ばしていたところが、ずいぶんたくさんあるものだと実感した。年を重ねるということはこういうことなのだろう。
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内田 信之
2021年1月11日読了時間: 1分
「大獄 西郷青嵐賦」葉室麟
葉室麟の作品はほとんど読んでいる。この本がいつ文庫本になるのかと、楽しみにしていた。2回の島流しに憂き目にあうも、見事に復活し、多くの人間から愛された西郷については、私自身は奇跡の日本人であると思っている。この本に書かれているのは西郷の若き日の話だけであるが、それでも十分楽...
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内田 信之
2021年1月3日読了時間: 1分
「白洲正子」小池真理子選
白洲正子の本を時々読むようにしている。何事もまっすぐ見つめ自分を飾ることのない文章は、とてもすがすがしく、また私自身の生き方にも活を入れてくれる。「世の中に幸福というものがあるとすれば、他人に喜びを与える以上の幸福はない。そしてそのためには、人はどれだけのことを忍ばねばなら...
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