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原町赤十字病院内
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内田 信之
2022年5月7日読了時間: 1分
「常設展示室」原田マハ
この人の本を読むと美術館に行きたくなる。盲人の食事、デルフトの眺望、大公の聖母、ばら、豪奢、道。改めてこれらの絵を眺めると、懐かしい気持ちになる。
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内田 信之
2022年5月5日読了時間: 1分
「悲しみについて」津島佑子
がん治療認定医機構の精神腫瘍学のe-learningで、「死別による正常悲嘆のプロセス」のレクチャーを聴講したところでこの本を読む。不思議な気分であった。
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内田 信之
2022年5月1日読了時間: 1分
「怨霊と鎮魂の日本芸能史」井沢元彦
たまたま目についたので借りて読んでみた。合理的な考えでありとても分かりやすい。分かりやすすぎるかもしれない。
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内田 信之
2022年4月30日読了時間: 1分
「詩と出会う 詩と生きる」若松英輔
この明るさのなかへ ひとつの素朴な琴をおけば 秋の美しさに耐えかね 琴はしずかに鳴りいだすだろう 八木重吉 どんな 微細な光をも 捉える 眼を養うための くらやみ 岩崎航
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内田 信之
2022年4月24日読了時間: 1分
「変身 ある戦いの描写」フランツ・カフカ
おそらく40年ぶりに改めて読んだ。当時どのような感想を持ったのか。きっと理不尽な世の中を自分なりに理解納得したのだと思われる。今回の読後感は全く異なるものである。
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内田 信之
2022年4月23日読了時間: 1分
「五つ数えれば三日月が セイナイト」李琴峰
この作家に対しては様々な意見があるようだが、言葉というフィルターを通して世界を見ることの問題点をしっかり認識している点は、同感できるところである。
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内田 信之
2022年4月17日読了時間: 1分
「カフカ寓話集」池内紀
「カフカ短篇集」に続いて読んでみた。不思議な気持ちにさせてくれる。第1作目は「皇帝の使者」最後は「ちいさな女」「断食芸人」そして「歌姫ヨゼフィーネ、あるいは二十日鼠族」で終わる。
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内田 信之
2022年4月14日読了時間: 1分
「日本文学と漢詩」中西進
日本の文学に対して、非常に分かりやすく解説した本である。興味深く拝読した。時間に余裕ができれば改めて読んで、日本文学について自分なりに考えてみたいと思う。
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内田 信之
2022年4月1日読了時間: 1分
「カフカ短篇集」フランツ・カフカ 池内紀編訳
20歳代、せめて30歳代までに読んでおきたかった本である。この本の短編に描かれたカフカの感受性や発想、表現方法は、とても親しみを感じる。別の本も読んでみようと思う。
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内田 信之
2022年3月26日読了時間: 1分
講義日本文学 「共同性」からの視界 東京大学文学部国文学研究室
高校時代に文学部に行きたいという気持ちは全くなかったが、今になって文学の楽しさを知る。不思議なものである。年を重ねるということは、様々な出会いが増えるということでもあるのだろう。
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内田 信之
2022年3月13日読了時間: 1分
「トニオ・クレーゲル」トマス・マン
ヘルマン・ヘッセを立て続けに読んだからかもしれないが、そのそばにあった、マンの本もいくつか読んでみようと思う。迷える俗人、という言葉は妙に心に響く。
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内田 信之
2022年3月3日読了時間: 1分
「日本人へ リーダー篇」塩野七生
カエサルの言葉「人間ならば誰にでも現実のすべてが見えるわけでもない。多くの人は自分の、見たいと思う現実しか見ていない」そして、重要問題はその事のみを考えているうちに、かえって問題の核心から離れていくという性質がある。その通りである。
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内田 信之
2022年2月26日読了時間: 1分
「古典文学読本」三島由紀夫
三島由紀夫は幼少のころからどれだけ古典の世界にどっぷりつかっていたのか。豊富な語彙を惜しげもなく注ぎ込み、日本の古典の美しさを教えてくれる。しかし難解な部分も多く、私の頭ではこの本を十分理解したとはとても思えない。またいつか読み直すことがあるだろう。
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内田 信之
2022年2月23日読了時間: 1分
「日本人の心を解くー夢・神話・物語の深層へー」河合隼雄
河合隼雄の文章や対談はずいぶん読んだ。この本は、エラノス会議で講演したものを息子の河合俊雄がまとめたものである。ほとんど今までに読んだり聞いたりしたものであるが、日本人のものの考え方について、改めて納得し、理解できるところが多々ある。
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内田 信之
2022年2月13日読了時間: 1分
「フーガはユーガ」伊坂幸太郎
伊坂幸太郎の本は実に久しぶりである。ずいぶん前になるが、10冊くらいは読んでいると思う。どれもスピード感があり、読み始めたら一気に最後まで読み続けさせる面白さがある。時間があるときに他の作品も読んでみよう。
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内田 信之
2022年2月12日読了時間: 1分
「詩人・菅原道真 うつしの美学」大岡信
菅原道真という偉大な人物が1100年以上前に存在したという事実に、今更ながら驚嘆する。「哭奥州藤使君」という漢詩は強く心に響くものである。
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内田 信之
2022年2月10日読了時間: 1分
「堕落論・日本文化私観」他二十二篇
学生時代に読んだ時と同様、安吾の力強い力を感じる。こういう意見、このような表現方法にずいぶん憧れたものである。年をとって読むと、ずいぶん違った感想を持つものである。しかし、確かにおもしろい。
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内田 信之
2022年1月29日読了時間: 1分
「春の嵐(ゲルトルート)」ヘルマン・ヘッセ 高橋健二訳
ヘッセの作品を継続していくつか読んだ。どれも切なく、自分自身の若き頃のことを思い出す。人の生活は確かに悲しい夜の連続かもしれない。ときおり稲光がきらめかなければ耐えられないものかもしれない。稲光を感じなければいけない。
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内田 信之
2022年1月23日読了時間: 1分
「エトロフの恋」島田雅彦
島田雅彦はほぼ同世代であり、いつかは読んでみたいと思っていた。とてもいい文章がたくさんあり、これからも時々読むことになるだろう。
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内田 信之
2022年1月3日読了時間: 1分
「季節のない街」山本周五郎
我と汝の関係 私とあなたが、かけがえのない重さでつながっているという感覚なしで、人は生きていけない ユダヤ人哲学者 マルチン・ブーバー 解説の一文
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