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原町赤十字病院内
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「田園交響曲」アンドレ・ジッド 神西清訳
「田園」を聞きながら読んだ。音楽同様文章も美しい。訳もいいのだろう。ただしその内容は、非常に考えさせるものであった。
内田 信之
2022年7月10日読了時間: 1分
「令和の力、万葉集の力」中西進
初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭ははい後の香を薫す 令和の出典とされている梅花の歌の序文である。万葉集は「美しい国 日本」の原点なのだろうが、さすがに全文を読んだことはない。奇しくも昨日安倍元総理が凶弾に倒れる。ご冥福をお祈りいたします。
内田 信之
2022年7月9日読了時間: 1分
「言葉を恃む」竹西寛子
竹西寛子の本は数年前にずいぶん読んだ。改めて読んだがやはりとてもよい。言葉はいい意味でも悪い意味でも確かに力を持っている。しかし我々は、普段そんなことをあまり考えない。野上弥生子の本もいずれ読んでみよう。
内田 信之
2022年6月30日読了時間: 1分
「歴史というもの」 井上靖
松本清張と司馬遼太郎との対談をまとめたもの。まさにそうですね。
内田 信之
2022年6月23日読了時間: 1分
「日本国記」 百田尚樹
極端な意見も多いが、興味深く読み通すことができた。日本に生まれ、日本に生活する私たちは、日本の歴史を自分なりに考えることは重要である。
内田 信之
2022年6月23日読了時間: 1分
「古典文学読本」三島由紀夫
今年の2月に読んでいたが、また読みたくなり改めて読んだ。言葉の力は確かにある。
内田 信之
2022年6月9日読了時間: 1分
「つらい時、いつも古典に救われた」清川妙
「いづくにもあれ、しばし旅立ちたるこそ目覚むるここちこそすれ」 兼好の言葉であるが、まさにこれを実践した女性であった。もう少しの我慢だろう。
内田 信之
2022年6月5日読了時間: 1分
「古典を読んでみましょう」橋本治
ずいぶん言いたいことをいう人だなあ、と感心した。これだけはっきり物事を言えるということは、それなりにいいことなのだろう。
内田 信之
2022年5月29日読了時間: 1分
「小林秀雄の眼」 江藤淳
昭和40年代前半に書かれた43のエッセイ集である。一つ一つが非常に簡潔に記されている。手元に置いておきたいと思える本である。図書館で初めて見かけたが、やはり初版であった。
内田 信之
2022年5月15日読了時間: 1分
「暗黒寓話集」 島田雅彦
すぐに読めそうなので借りてきた。確かにすぐ読み終わった。それなりに興味深く読んだが、ほかにもっと面白い小説がありそうである。島田雅彦はほとんど同世代なので、今後もいくつか読んでいこうと思う。
内田 信之
2022年5月8日読了時間: 1分
「常設展示室」原田マハ
この人の本を読むと美術館に行きたくなる。盲人の食事、デルフトの眺望、大公の聖母、ばら、豪奢、道。改めてこれらの絵を眺めると、懐かしい気持ちになる。
内田 信之
2022年5月7日読了時間: 1分
「悲しみについて」津島佑子
がん治療認定医機構の精神腫瘍学のe-learningで、「死別による正常悲嘆のプロセス」のレクチャーを聴講したところでこの本を読む。不思議な気分であった。
内田 信之
2022年5月5日読了時間: 1分
「怨霊と鎮魂の日本芸能史」井沢元彦
たまたま目についたので借りて読んでみた。合理的な考えでありとても分かりやすい。分かりやすすぎるかもしれない。
内田 信之
2022年5月1日読了時間: 1分
「詩と出会う 詩と生きる」若松英輔
この明るさのなかへ ひとつの素朴な琴をおけば 秋の美しさに耐えかね 琴はしずかに鳴りいだすだろう 八木重吉 どんな 微細な光をも 捉える 眼を養うための くらやみ 岩崎航
内田 信之
2022年4月30日読了時間: 1分
「変身 ある戦いの描写」フランツ・カフカ
おそらく40年ぶりに改めて読んだ。当時どのような感想を持ったのか。きっと理不尽な世の中を自分なりに理解納得したのだと思われる。今回の読後感は全く異なるものである。
内田 信之
2022年4月24日読了時間: 1分
「五つ数えれば三日月が セイナイト」李琴峰
この作家に対しては様々な意見があるようだが、言葉というフィルターを通して世界を見ることの問題点をしっかり認識している点は、同感できるところである。
内田 信之
2022年4月23日読了時間: 1分
「カフカ寓話集」池内紀
「カフカ短篇集」に続いて読んでみた。不思議な気持ちにさせてくれる。第1作目は「皇帝の使者」最後は「ちいさな女」「断食芸人」そして「歌姫ヨゼフィーネ、あるいは二十日鼠族」で終わる。
内田 信之
2022年4月17日読了時間: 1分
「日本文学と漢詩」中西進
日本の文学に対して、非常に分かりやすく解説した本である。興味深く拝読した。時間に余裕ができれば改めて読んで、日本文学について自分なりに考えてみたいと思う。
内田 信之
2022年4月14日読了時間: 1分
「カフカ短篇集」フランツ・カフカ 池内紀編訳
20歳代、せめて30歳代までに読んでおきたかった本である。この本の短編に描かれたカフカの感受性や発想、表現方法は、とても親しみを感じる。別の本も読んでみようと思う。
内田 信之
2022年4月1日読了時間: 1分
講義日本文学 「共同性」からの視界 東京大学文学部国文学研究室
高校時代に文学部に行きたいという気持ちは全くなかったが、今になって文学の楽しさを知る。不思議なものである。年を重ねるということは、様々な出会いが増えるということでもあるのだろう。
内田 信之
2022年3月26日読了時間: 1分
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