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原町赤十字病院内
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内田 信之
2021年8月14日読了時間: 1分
「日本の愛国心」佐伯啓思
この本についてコメントをすることは控えるが、「愛国心」は確かに私たちの心の中にある。これは人から強制されるものでもない。いつの間にか育ってきているものである。
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内田 信之
2021年8月5日読了時間: 1分
「葉隠入門」三島由紀夫
武士はしほたれ、草臥れてるは疵なり モラルはできないことをできるように要求するのが本質である。健康であるより健康に見えることを重要と考え、勇敢であるよりも勇敢に見えることを大切に考える。
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内田 信之
2021年7月31日読了時間: 1分
「三島由紀夫 文学論集Ⅲ」
いくつかのエッセイなどが記されたものである。この中で市川団蔵の死についての書かれたものがある。団蔵の死については、白洲正子もやはり文章を残している。美談にすべきことではないが、この二人がともにそれぞれの意見を文章の中で述べていることは興味深いことである。
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内田 信之
2021年7月29日読了時間: 1分
「ゴッホの手紙」小林秀雄
個性についての小林秀雄の講演を数十回聴いているが、その中でゴッホの手紙について、ゴッホ自身について語っている。新潮文庫からこの本が新たに出版されていたので、購入して熟読した。個性の問題は、私たちは時に考えるべき問題なのだろう。
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内田 信之
2021年7月25日読了時間: 1分
「故郷忘じがたく候」司馬遼太郎
20年以上前に読んだ短編であるが、何故か無性に読みたくなり改めて読んでみた。伝統を受け継ぐということは、決して華やかなことでもなく、楽しいものでもない。むしろつらく、悲しいものなのだろう。
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内田 信之
2021年7月19日読了時間: 1分
「芭蕉と歩く 野ざらし紀行と鹿島詣」高橋保博
芭蕉が歩いた道を私もいつかは歩いてみたい、と思うが、現実は困難である。せめて、芭蕉が句を詠んだ場所に立ち、そこで思いを馳せてみたいものだ。
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内田 信之
2021年7月15日読了時間: 1分
「ワンちゃん・老処女」楊逸
以前からこの女性の芥川賞受賞作を読まねばと思って、つい先日図書館で借りて読んでみた。私のように日本しか知らない人間にとって、日本語を母語としない人の小説は興味があった。私の心に訴えるものはあるが、何故か軽々に表現できない。昨日李琴峰さんの芥川賞受賞のニュースが報道されたのは...
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内田 信之
2021年7月11日読了時間: 1分
「たゆたえども沈まず」原田マハ
この作家の本は4冊目である。アンリ・ルソー、パブロ・ピカソ、オスカー・ワイルドを主人公とした本もとても面白かった。この本はフィンセント・ファン・ゴッホとテオドロス・ファン・ゴッホの兄弟にまつわる内容である。小林秀雄がゴッホについて語っていることを思い出しながら読む。天才は孤...
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内田 信之
2021年7月1日読了時間: 1分
「高天原 厩戸皇子の神話」周防柳
以前読んだ本であるが、改めて読んでみた。この時代の人たちの生活や考えなどはもちろん推測するしかないが、現在の我々と同じように人生について考え、同じような困難や苦労があったと思う。我々は本当に進歩しているのか。
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内田 信之
2021年6月27日読了時間: 1分
「アフガニスタンの診療所から」中村哲
この本は1992年頃書かれたものである。したがって大旱魃後の自身の仕事に事には触れられていない。我々は環境問題、人口問題、経済の活性化について語ることが多い。ただし明白なことは、自然破壊なくして経済成長なく、奴隷なしに貴族なく、貧困なくして繁栄はない、ということ。人が守らね...
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内田 信之
2021年6月24日読了時間: 1分
「敗北力」鶴見俊輔
鶴見俊輔のエッセイである。力を入れずして自分の信念を突き通す、そんな人だったのだろう。すべての内容に賛同するわけではないが、自分がこれからの人生を生きていく上で多くの示唆を与えてくれる人だ。「一座の中にはヴェイン(空虚)な人間は必要だ」という話は、まさに真実であろう。
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内田 信之
2021年6月20日読了時間: 1分
「九鬼周蔵随筆集」菅野昭正編
以前、野内良三の「偶然」に関する本を数冊読んだことがある。この中で九鬼周蔵の名前が何度も出てきたが、実際に九鬼周蔵の本は読んだことはなかった。この本については一気に読んだためか、まだ何をここに何を記していよいのか。また図書館で彼の本を借りることにしよう。
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内田 信之
2021年6月19日読了時間: 1分
「逢坂の六人」周防柳
以前、この作家の作である「蘇我の娘の古事記」を読んで、大変感銘を受けた。この本は紀貫之たちの六歌仙の話である。もちろんほとんどが創作であろうが、素直に読むことができ、とてもおもしろい。私はこの作家を勝手に男性と思っていたが、実は女性であった。それにしても早稲田第一文学部出身...
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内田 信之
2021年6月13日読了時間: 1分
「続々 物語をものがたる」河合隼雄
河合隼雄の本を読むと、人間の生活にとって、物語の大事さを強く実感する。物語には、物語る人の歴史だけでなく、人類の歴史が詰まっているといって過言ではないだろう。これからも多くの物語を読んでいくことになるのだろう。
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内田 信之
2021年6月5日読了時間: 1分
「思い出袋」鶴見俊輔
鶴見俊輔の本をしっかり読んだことはない。この本は短いエッセイをまとめたもので、気楽に読むjことができた。彼のことをよく知らなかったが、波乱万丈の人生とは、まさに彼のような人生を言うのであろう。こんな人生を送る続けることができたのは、しなやかな芯のようなものが、彼の中に存在し...
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内田 信之
2021年5月29日読了時間: 1分
「文豪怪談傑作集 三島由紀夫集」 東雅夫編
朝顔 雛の家 花火 切符 鴉 英霊の聲 邪教 博覧会 仲間 孔雀 月澹荘綺譚 雨月物語について 栁田國男遠野物語 泉鏡花 内田百閒 川端氏の抒情歌について ポップコーンの心霊術-横尾忠則論 小説とは何かージョルジュバタイユ 確かに傑作である
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内田 信之
2021年5月22日読了時間: 1分
「中国歴史短編集 興亡流転編」陳舜臣
時々陳舜臣の本を読んでいる。彼の本を読むたびに中国を身近に感じる。長い歴史の中で、様々な人間が確かに存在した。英雄もいるし、豪傑もいるし、清貧の中で高潔を守り抜いた人もいる。今後も彼の本を時々読むことになるだろう。
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内田 信之
2021年5月13日読了時間: 1分
「影ぞ恋しき」上・下 葉室麟
色も香も昔の濃さに匂へども 植えけむ人の影ぞ恋しき 葉隠れに散りとどまれる花のみぞ 忍びし人に逢ふ心地する 「いのちなりけり」「花や散るらん」に続く三部作である。日本人であれば読んでもいい本である。
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内田 信之
2021年5月4日読了時間: 1分
「忘れられた巨人」カズオ・イシグロ
過去の体験とは、ひとつの風景として、静止画として眼前に現れる。中心ははっきりしているが、周辺はぼやけている(訳者 土屋政雄)。記憶と歴史、小林秀雄が言うように私たちは思い出すものなのだろう。しかし思い出すことは、必ずしも人を幸福にするとは限らない。
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内田 信之
2021年5月1日読了時間: 1分
「愛さずにはいられない」藤田宜永
朝日新聞の「月の夜の梟」を毎週読み、小池真理子の小説もいくつか読んだ。彼女きっと心底愛したと思われる男性の本も読みたいと思い、この本を選んだ。この年になって読んだのがよかったのだろう。レイチャールズの歌とともに私の記憶の中に間違いなく残る小説になった。 I can't...
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