内田 信之2022年9月17日1 分「日輪の賦」澤田瞳子持統天皇から文武天皇(軽皇子)時代に成立した律令に纏わる物語である。いわゆる大宝律令である。日本の優秀な官僚体制の基礎が出来上がったと言えるのだろう。
内田 信之2022年9月4日1 分「月人壮士」澤田瞳子第45代聖武天皇が崩御した後の話である。以前は戦国時代や幕末の物語を読むことが多かったが、この時代はわからないことがたくさんあるからなのだろうが、小説として読むととても面白い。
内田 信之2022年8月23日1 分「稚児桜」能楽ものがたり 澤田瞳子能の解説を読むのもいいが、こういった物語を読むのも悪くはない。澤田瞳子は歴史に造詣が深いようでどれもおもしろい。しばらく読み続けることとしよう。
内田 信之2022年8月15日1 分「ドルジェル伯の舞踏会」レモン・ラディゲ 鈴木力衛訳二十歳で亡くなったという先入観は消えることはないため、それなりに驚きを感じながら読んだ。しかし、年を重ねるということはそれなりに意味のあるところである。