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原町赤十字病院内
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内田 信之
2023年6月2日読了時間: 1分
「日本語練習帳」大野晋
日本語がうまく使えないため、7,8年ぶりにこ改めての本を読んだ。実は半年前から大野晋と丸谷才一による古典の文法の本も読んでいる(こちらはなかなか進まないが)。普段何気なく使っている日本語は奥が深いし面白い。もっとしっかりした言葉がつかえるようになりたいものだ。
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内田 信之
2023年5月29日読了時間: 1分
「花・死人に口なし」他七篇 シュニッツラー作 番匠谷英一・山本有三訳
私より100年前に生を受けたオーストリアの作家の作品である。最近は西洋の古い作品を読むことが多い。この本も私がいつも眺めている図書館の一角に収められていたものである。口当たりの良いアルコールをごく少量たしなみながら読むと、作品の味わいがもっと深くなるような気がする。
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内田 信之
2023年5月21日読了時間: 1分
「伽羅を焚く」竹西寛子
昭和4年生まれの著者による令和4年に発刊された本である。この作家の本は図書館で借りて結構読んでいる。言葉の大切さ、特に言葉使いと生活との関係について、この作家ほど厳しく考えている人は多くはないと思われる。古典の奥深さも教えていただいた。
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内田 信之
2023年5月7日読了時間: 1分
「モーム短篇選」上 行方昭夫訳
高校時代に読んだ「手紙」と「環境の力」を読み直したいと思っていた。この短篇選ではそれらの作品が掲載されていた。当時これらの作品を自分はどう感じたのだろうか。当時環境の力に対して、自分なりに強く抗っていたことは間違いない。自分を素直に見つめることができなかったのだろう。
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内田 信之
2023年5月4日読了時間: 1分
「夏物語」川上未映子
川上未映子の本をいくつか読んでいる。この本は長編であったが、読むほどに引き込まれ、特に後半は一気に読んだ。人間が生まれるということの意味について改めて考えさせられた。この作家の本については、今後も時々読むことがあるだろう。
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内田 信之
2023年4月23日読了時間: 1分
「清盛」三田誠広
この作家の作品は「道鏡」「菅原道真」に続いて3冊目である。資料のもとにある程度の推測を加えて書かれたものであろうが、その時代の状況が目に浮かぶようでとても興味深く読むことができた。日本の歴史の中での清盛の位置というものは、とてつもなく大きいことがよく理解できる。
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内田 信之
2023年4月10日読了時間: 1分
「過去への旅 チェス奇譚」シュテファン・ツヴァイク 杉山有紀子訳
始めてこの人の小説を初めて読んだ。「ベルリンは晴れているか」の影響である。たまたま図書館で目にし、読むこととした。「過去への旅」は「現実の抵抗」というタイトルにする検討もされていたようである。そして「自分自身を相手にチェスをする」逃げ場のない思考とはどんな意味を持つのか?
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内田 信之
2023年4月8日読了時間: 1分
「少年と犬」馳星周
この作家の本を読みたいと思っていたが、なかなかその機会がなかった。たまたま図書館にあったので借りることができた。数年前に終末期のある方がこの本を読んでいた。いつか読んでください、と言われたのを思い出す。その人の姿とこの本が重なり合う。
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内田 信之
2023年4月2日読了時間: 1分
「日本の詩歌」大岡信
日本の文学を考えるうえで非常に丁寧にわかりやすく解説している。薄い本であるとはいえ 、今回読むのは3,4回目である。何回読んでもそれなりに心に響くところがある。購入してもよいのだが、図書館にあるので今後も時々借りて、読むことになるのだろう。
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内田 信之
2023年3月26日読了時間: 1分
「しあはせな話」宇野千代
宇野千代の本を読んでみたら、とある人に勧められ、その後時々読んでいる。いつも自然体の宇野千代の生き方は、とても共感できるしうらやましくもある。素敵な女性だったのだろう。私のこれからの人生も、変な力を入れることなく自分の身の丈のあった生き方をしていきたいものだ。
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内田 信之
2023年3月23日読了時間: 1分
「トニオ・クレーゲル」トーマス・マン 高橋義孝訳
ちょうど1年前に読んだものを改めて読み直した。私の仕事とは直接的には何の関連もないが、やはり様々なことを考えさせる本である。理性、倫理、良心、認識。私のような凡人は、この世界で生きているだろうし、今後もそうなのだろう。
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内田 信之
2023年3月21日読了時間: 1分
「ヴェニスに死す」トーマス・マン 高橋義孝訳
35年前ヴェニスに訪れた。一人旅である。夕方ヴェニスに到着しそれから宿泊場所を決めた。ゴンドラに乗り、サンマルコにも行った。その時の記憶を想い出しながら読んだ。あの時は結局何もわかっていなかった。 と言いながら、今はどうなのか・・・
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内田 信之
2023年3月19日読了時間: 1分
「ベルリンは晴れているか」深緑野分
ベルリンの歴史については全く無知である。知ろうとしなかったという方が正しいだろう。悲惨な戦争は人の生き方を大きく変える。しかし変わらないものもある。この作家の本だけでなく、ベルリンに関する本もいくつか読んでみようと思う。そしてよく考えてみよう。
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内田 信之
2023年3月16日読了時間: 1分
「菅原道真」見果てぬ夢 三田誠広
昨年秋に澤田瞳子による大宰府左遷後の道真を描いた作品を読んだが、これは藤原氏北家台頭時代の道真の姿を書き記したものである。事実であるかどうかは別として、業平との交友などにもとても興味深く読むことができた。この時代のいわゆる知識人の勉学に励む姿勢は、現在を生きる我々には及びも...
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内田 信之
2023年3月6日読了時間: 1分
「ぼくはただ、物語を書きたかった」ラフィク・シャミ 松永美穂訳
タイトル名に引かれて手に取った本である。シリア生まれのアラム人で、しかもキリスト教徒という、いわゆるマイノリティである。この本は彼のエッセイであるが、亡命作家の苦労や様々な偏見に対する戦いなど、私たちがほとんど経験できない世界に生きてきた。本を読んでその世界を想像することが...
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内田 信之
2023年2月25日読了時間: 1分
「道鏡」三田雅広
日本の歴史の中で、道鏡については様々な考え方があると思う。一つの解釈という視点でこの小説を読み終えた。この時代のことはよくわかっていないことが多いからこそ、私たちは自由に想像を巡らすことができる。作品の中でも触れているが、この後に空海が現れる。
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内田 信之
2023年2月23日読了時間: 1分
「別れの挨拶」丸谷才一
三島由紀夫と同じ1925年生まれ、昭和の代表的な人物といっていいだろう。平成になってからも私たちを鼓舞する作品をいくつも残している。これもその一つのエッセイ集の一つであり、一気に読んでしまった。
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内田 信之
2023年2月9日読了時間: 1分
「心淋し川」西條奈加
私とあまり年の変わらない女性の作品である。藤沢周平を彷彿させる作品であった。こういう作品に出合うと、なんだかそれだけで幸せな気分になれる。
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内田 信之
2023年1月29日読了時間: 1分
ドストエフスキーの[悪霊]の概要展望と深層構造 清水孝純
悪霊はずいぶん前に読んだものである。たまたまこの本を手に取ってしまった。ドストエフスキーの世界は難解でもあるが、そもそも人間の世界が難解なのだろう。一つの解釈である。
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