内田 信之2021年6月19日読了時間: 1分「逢坂の六人」周防柳以前、この作家の作である「蘇我の娘の古事記」を読んで、大変感銘を受けた。この本は紀貫之たちの六歌仙の話である。もちろんほとんどが創作であろうが、素直に読むことができ、とてもおもしろい。私はこの作家を勝手に男性と思っていたが、実は女性であった。それにしても早稲田第一文学部出身の作家は多い。
以前、この作家の作である「蘇我の娘の古事記」を読んで、大変感銘を受けた。この本は紀貫之たちの六歌仙の話である。もちろんほとんどが創作であろうが、素直に読むことができ、とてもおもしろい。私はこの作家を勝手に男性と思っていたが、実は女性であった。それにしても早稲田第一文学部出身の作家は多い。
「テスカトリポカ」佐藤究とても面白く、楽しく読むことができた。アステカ文明についてはほとんど無知であったが、どこの世界でも古代の話しはその多くが創作であったとしても興味深い。私にとってはあまり縁のない裏の社会の話しも、一時期はまった大沢在昌同様、人間のある真実の姿を現わしているともいえるだろう。
「近衛忠輝 人道に生きる」近衛忠輝日本赤十字社元社長、国際赤十字・赤新月社連盟元会長の半生を記したものである。綺麗ごとでは解決できない問題に対して、長きにわたって正面から取り組んできたということを、この本を通じて初めて知った。改めて思うが、赤十字の精神というものは良いものである。