内田 信之2020年5月25日読了時間: 1分「楽園のカンヴァス」原田マハ絵画に関する本を読む機会が少ないこともあり、この本は私にとって大変興深いものでした。アンリ・ルソーの絵がより一層楽しめます。読んだのは5月中頃です。
「テスカトリポカ」佐藤究とても面白く、楽しく読むことができた。アステカ文明についてはほとんど無知であったが、どこの世界でも古代の話しはその多くが創作であったとしても興味深い。私にとってはあまり縁のない裏の社会の話しも、一時期はまった大沢在昌同様、人間のある真実の姿を現わしているともいえるだろう。
「近衛忠輝 人道に生きる」近衛忠輝日本赤十字社元社長、国際赤十字・赤新月社連盟元会長の半生を記したものである。綺麗ごとでは解決できない問題に対して、長きにわたって正面から取り組んできたということを、この本を通じて初めて知った。改めて思うが、赤十字の精神というものは良いものである。