内田 信之2023年7月22日読了時間: 1分「ガリレオの生涯」ブレヒト 谷川道子訳17世紀初めの30年戦争、宗教に関わる対立、ガリレオの地動説の撤回など、わかりやすい形での戯曲である。この作品が作られた20世紀初頭の歴史的事実とも大いに関連がある。演劇というものを鑑賞したことはないが、こういう本を読むと行ってみたくなるものだ。
17世紀初めの30年戦争、宗教に関わる対立、ガリレオの地動説の撤回など、わかりやすい形での戯曲である。この作品が作られた20世紀初頭の歴史的事実とも大いに関連がある。演劇というものを鑑賞したことはないが、こういう本を読むと行ってみたくなるものだ。
「テスカトリポカ」佐藤究とても面白く、楽しく読むことができた。アステカ文明についてはほとんど無知であったが、どこの世界でも古代の話しはその多くが創作であったとしても興味深い。私にとってはあまり縁のない裏の社会の話しも、一時期はまった大沢在昌同様、人間のある真実の姿を現わしているともいえるだろう。
「近衛忠輝 人道に生きる」近衛忠輝日本赤十字社元社長、国際赤十字・赤新月社連盟元会長の半生を記したものである。綺麗ごとでは解決できない問題に対して、長きにわたって正面から取り組んできたということを、この本を通じて初めて知った。改めて思うが、赤十字の精神というものは良いものである。