top of page
検索
  • 内田 信之

「道鏡」三田雅広

日本の歴史の中で、道鏡については様々な考え方があると思う。一つの解釈という視点でこの小説を読み終えた。この時代のことはよくわかっていないことが多いからこそ、私たちは自由に想像を巡らすことができる。作品の中でも触れているが、この後に空海が現れる。

閲覧数:6回0件のコメント

最新記事

すべて表示

「村上ラヂオ」村上春樹

2000年頃、雑誌「anan」に1年間にわた毎週掲載されたエッセイ集である。村上春樹の本はだいたい読んでいるが、これについては初めてであった。身近なことに関する短い文章なので、すぐに読めてしかも大変面白い。さすがに村上春樹である。プロの作家とはこうあるべきなのだろう。

「アラバスターの壺・女王の瞳 他」ルゴーネス 大西亮訳

ルゴーネスはアルゼンチンを代表する詩人、作家である。この本は、幻想文学と言われる短篇を集めたものである。訳者は、幻想という虚構を通してのみ見ることのできる現実がある、と述べている。その通りだと思う。

「萩原朔太郎の俳句と俳句観」倉林ひでを

萩原朔太郎は私が愛読する詩人である。この詩人が日本の和歌についての評論を読んだことがあるが、俳句については全く知るところではなかった。著者は群馬県人である。とても興味深く読むことができた。

bottom of page