「老いと孤独の作法」山折哲雄内田 信之2021年8月24日読了時間: 1分対馬丸沈没から77年経過した8月22日にこの本を読む。「個」の主張を、社会の側に転位し移譲することの危うさを訴えている。そして「一人」という言葉が、負の価値を帯びていること、まるで救済対象のように語られる今の世の中を、嘆いているようである。
「あまりに野蛮な 上・下」津島佑子津島佑子についてはいつか読もうと思っていた。タイトルに惹かれ、また昭和初期の台湾について作品の中で触れてみたいと思いこの本を選んだ。昭和5年の霧社事件というものをはじめて知ることになる。
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