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  • 内田 信之

「清盛」三田誠広

この作家の作品は「道鏡」「菅原道真」に続いて3冊目である。資料のもとにある程度の推測を加えて書かれたものであろうが、その時代の状況が目に浮かぶようでとても興味深く読むことができた。日本の歴史の中での清盛の位置というものは、とてつもなく大きいことがよく理解できる。

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「村上ラヂオ」村上春樹

2000年頃、雑誌「anan」に1年間にわた毎週掲載されたエッセイ集である。村上春樹の本はだいたい読んでいるが、これについては初めてであった。身近なことに関する短い文章なので、すぐに読めてしかも大変面白い。さすがに村上春樹である。プロの作家とはこうあるべきなのだろう。

「アラバスターの壺・女王の瞳 他」ルゴーネス 大西亮訳

ルゴーネスはアルゼンチンを代表する詩人、作家である。この本は、幻想文学と言われる短篇を集めたものである。訳者は、幻想という虚構を通してのみ見ることのできる現実がある、と述べている。その通りだと思う。

「萩原朔太郎の俳句と俳句観」倉林ひでを

萩原朔太郎は私が愛読する詩人である。この詩人が日本の和歌についての評論を読んだことがあるが、俳句については全く知るところではなかった。著者は群馬県人である。とても興味深く読むことができた。

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