「死者の奢り・飼育」大江健三郎内田 信之2024年2月17日読了時間: 1分学生の頃に大江の本を手に取ったことがあったが、当時の自分にはそれを咀嚼するほどの力も経験を持ち合わせてはいなかった。ずっと大江を一度はしっかり読もうと思っていたため、図書館で借りるのではなく文真堂で購入して熟読した。その時代の風潮が、気持ち悪いほど身に染みる。
「あまりに野蛮な 上・下」津島佑子津島佑子についてはいつか読もうと思っていた。タイトルに惹かれ、また昭和初期の台湾について作品の中で触れてみたいと思いこの本を選んだ。昭和5年の霧社事件というものをはじめて知ることになる。
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