「死刑囚最後の日」ユゴー 小倉孝誠訳内田 信之2024年3月31日読了時間: 1分ユゴーは死刑制度に強く反対していたようである。この作品は27歳の時に書かれたものであるが、その年齢でこれだけのものが書いたとは驚きである。
「汲めど尽きせぬ古典の魅力」中国文学逍遥2 井波律子中国古典は魅力がたくさんある。今までは時々断片的に漢詩を眺めていたが、やはりある程度の歴史的背景を知っているのと知らないとでは、その理解がずいぶん異なる。これからも時々中国古典に触れていきたいと思う。
「カフカを読む」池内紀池内紀氏の著作はいくつか読んでいる。カフカについて若いころから研究をされているようで、私にとっては大変興味深いし、楽しいことである。カフカの世界につかればつかるほど、若き日の自分を思い出させるところが不思議である。この年になってである。
「親鸞と道元」五木寛之 立松和平親鸞と道元に関するこの二人の対談は、大変興味深いものがあった。以前はそれほど関心のなかった分野であるが、年を重ねるととても身近な話題である。いつか「正法眼蔵随聞記」を読みたいと思うが、その前にいくつか他の本を読んでみよう。
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