「椿姫」デュマ・フィス 永田千奈訳内田 信之2024年11月17日読了時間: 1分父親であるアレクサンドル・デュマの「千霊一霊物語」を先月読んだときに、息子のデュマ・フィスの作品も読んでみたいと思っていた。19世紀のフランス(パリ)の世界は華やか過ぎるからこそ、そこに形成される闇の世界の底はあまりに暗く深い。住民の生活は大変だったろうが、芸術は生まれる土壌は確かに存在したのだろう。
「あまりに野蛮な 上・下」津島佑子津島佑子についてはいつか読もうと思っていた。タイトルに惹かれ、また昭和初期の台湾について作品の中で触れてみたいと思いこの本を選んだ。昭和5年の霧社事件というものをはじめて知ることになる。
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