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「戒厳令」アルベルト・カミュ 中村まり子訳

  • 内田 信之
  • 2024年5月4日
  • 読了時間: 1分

カミュの戯曲である。最近同じ訳者の「正義の人びと」を読んだが、これも興味深い戯曲であった。小説「ペスト」の翌年に初上演されたとのことである。この戯曲には、ペストという不思議な人物が出てくる。感染症であるペストの擬人化のようでもあるし、全体主義の比喩とも言える。それにしても、いつかは演劇というものを鑑賞したいものだ。

 
 
 

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