「南相馬メドレー」柳美里内田 信之2020年12月30日読了時間: 1分「JR上野駅公園口」を読む前に、柳美里が南相馬でどんな生活をしていたかを知るために図書館で借りてきた。白洲正子が言うように、人は誰でも自分で出来上がった様な顔をしているが、環境というものにどれ程支配されたかわからないものである。あまりに私と異なる人生を歩んできたこの女性の言葉は、心に訴えるものがある。
「あまりに野蛮な 上・下」津島佑子津島佑子についてはいつか読もうと思っていた。タイトルに惹かれ、また昭和初期の台湾について作品の中で触れてみたいと思いこの本を選んだ。昭和5年の霧社事件というものをはじめて知ることになる。
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