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  • 内田 信之

「おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2」村上春樹

村上ラヂオ1が面白かったので、2も借りてきた。これも非常に楽しいエッセイである。小説とは異なる味がある。3もあるようなので、いずれ読むことになるだろう。

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「源氏物語礼讃」与謝野晶子

与謝野晶子という女性は本当に、恐るべしである。源氏54帖すべてを、歌一つで要約している。私のような凡人には源氏を読み通すことはできないが、この歌集であれば熟読ができる。

「消えた国 追われた人々 東プロシアの旅」池内紀

東プロシアという国名は耳にしたことがあるものの、その歴史について深く知るところは全くなかった。グストロフ号沈没事件は、日本の対馬丸の遭難事件とあまりに類似している。しかもその規模は10倍程度であったことなどは全く知らなかった。この著者の本はいつも勉強になる。

「サロメ」オスカー・ワイルド 平野啓一郎訳

平野啓一郎がサロメをどう表現しているのか興味があり読んでみた。宮本亜門が戯曲として演じるために依頼をしたということである。1年ほど前にフローベールの「ヘロディアス」を読んだが、この世界の話はその解釈によって様々な物語ができるのだと実感する。ところで原田マハのサロメも大変興味深い本であった。

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