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  • 内田 信之

「菅原道真」見果てぬ夢 三田誠広

昨年秋に澤田瞳子による大宰府左遷後の道真を描いた作品を読んだが、これは藤原氏北家台頭時代の道真の姿を書き記したものである。事実であるかどうかは別として、業平との交友などにもとても興味深く読むことができた。この時代のいわゆる知識人の勉学に励む姿勢は、現在を生きる我々には及びもつかないものである。

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日本の文学を考えるうえで非常に丁寧にわかりやすく解説している。薄い本であるとはいえ 、今回読むのは3,4回目である。何回読んでもそれなりに心に響くところがある。購入してもよいのだが、図書館にあるので今後も時々借りて、読むことになるのだろう。

宇野千代の本を読んでみたら、とある人に勧められ、その後時々読んでいる。いつも自然体の宇野千代の生き方は、とても共感できるしうらやましくもある。素敵な女性だったのだろう。私のこれからの人生も、変な力を入れることなく自分の身の丈のあった生き方をしていきたいものだ。

ちょうど1年前に読んだものを改めて読み直した。私の仕事とは直接的には何の関連もないが、やはり様々なことを考えさせる本である。理性、倫理、良心、認識。私のような凡人は、この世界で生きているだろうし、今後もそうなのだろう。

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