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  • 内田 信之

「JR上野駅公園口」柳美里

この本をどう英訳したのか、とても興味がある。日本の中にもアメリカほどではないとはいえ、目に見えない形での様々な考えや生活様式がある。ステイホームという、あまりにも短絡的な表現に対する小さな反抗というべき小説である。私のようなものの目では、よほど注意しないと見過ごしてしまう世界がまだまだたくさんあるということなのだろう。

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「萩原朔太郎の俳句と俳句観」倉林ひでを

萩原朔太郎は私が愛読する詩人である。この詩人が日本の和歌についての評論を読んだことがあるが、俳句については全く知るところではなかった。著者は群馬県人である。とても興味深く読むことができた。

「二十六人の男と一人の女」ゴーリキー 中村唯史訳

表題作を含め4編の短篇集である。ロシア革命前のロシアの人民の生活が描かれている。それぞれの国にはそれぞれの歴史があることを強く実感する。人間の営みは実に儚く、悲しいものである。

「死刑囚最後の日」ユゴー 小倉孝誠訳

ユゴーは死刑制度に強く反対していたようである。この作品は27歳の時に書かれたものであるが、その年齢でこれだけのものが書いたとは驚きである。

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