内田 信之2021年1月31日読了時間: 1分「JR上野駅公園口」柳美里この本をどう英訳したのか、とても興味がある。日本の中にもアメリカほどではないとはいえ、目に見えない形での様々な考えや生活様式がある。ステイホームという、あまりにも短絡的な表現に対する小さな反抗というべき小説である。私のようなものの目では、よほど注意しないと見過ごしてしまう世界がまだまだたくさんあるということなのだろう。
この本をどう英訳したのか、とても興味がある。日本の中にもアメリカほどではないとはいえ、目に見えない形での様々な考えや生活様式がある。ステイホームという、あまりにも短絡的な表現に対する小さな反抗というべき小説である。私のようなものの目では、よほど注意しないと見過ごしてしまう世界がまだまだたくさんあるということなのだろう。
「日本の詩歌」大岡信日本の文学を考えるうえで非常に丁寧にわかりやすく解説している。薄い本であるとはいえ 、今回読むのは3,4回目である。何回読んでもそれなりに心に響くところがある。購入してもよいのだが、図書館にあるので今後も時々借りて、読むことになるのだろう。
「しあはせな話」宇野千代宇野千代の本を読んでみたら、とある人に勧められ、その後時々読んでいる。いつも自然体の宇野千代の生き方は、とても共感できるしうらやましくもある。素敵な女性だったのだろう。私のこれからの人生も、変な力を入れることなく自分の身の丈のあった生き方をしていきたいものだ。
「トニオ・クレーゲル」トーマス・マン 高橋義孝訳ちょうど1年前に読んだものを改めて読み直した。私の仕事とは直接的には何の関連もないが、やはり様々なことを考えさせる本である。理性、倫理、良心、認識。私のような凡人は、この世界で生きているだろうし、今後もそうなのだろう。