「転落」カミュ 前山悠訳内田 信之2023年7月29日読了時間: 1分主人公が自分を「告解者にして裁判官」と評している。実は告解者の意味がよくわからなかったため、自分なりに確認した。この本はカミュ=サルトル論争とも深く関係しているらしい。一気に読んでしまった。いつかもう一度熟読しようと思う。
「アルベール・カミュ」三野博司カミュの本はいくつか読んでいる。改めて振り返ってみようと思い、この本を借りて読んでみた。カミュの生い立ちにを知ると、カミュが描く世界も少しばかり納得するところである。アルジェリアという国を訪れたことはないが、その世界での生活がカミュの作品に大きく影響しているのは間違いない。...
「こころにとどく歎異抄」三田誠広三田誠広は一人の人物に焦点を当てた歴史小説をいくつか書いている。私もいくつか読んでおり、その描写には感銘を受けていた。この本は歎異抄を素人でも理解できるように、優しい表現となっている。そもそも歎異抄自体が、易行を重視しているので当然と言えば当然であるが。これからも歎異抄に関...
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