「赤い橋の殺人」シャルル・バルバラ 亀谷乃理訳内田 信之2024年1月19日読了時間: 1分図書館でたまたま目に入ったので、全く知らない作家であるが借りてみた。訳者も解説の中で触れているが、「罪と罰」や「カラマーゾフの兄弟」を彷彿させる内容である。ただしバルバラのこの作品の方が早く発表はされているようだ。日本ではあまり馴染みのない作家であるが、もし図書館に他の本があれば借りてみよう。
図書館でたまたま目に入ったので、全く知らない作家であるが借りてみた。訳者も解説の中で触れているが、「罪と罰」や「カラマーゾフの兄弟」を彷彿させる内容である。ただしバルバラのこの作品の方が早く発表はされているようだ。日本ではあまり馴染みのない作家であるが、もし図書館に他の本があれば借りてみよう。
「河合隼雄の幸福論」河合隼雄幸福に関連するエッセイ集である。気楽に読めてしまうが、それぞれの内容は深い。悲しみの裏付け、悲しみの支えのない幸福というものはない、という言葉は印象的である。河合隼雄の本は、いつもいろいろなことを気付かせてくれる。私にとって素晴らしい師である。
「イラストで知る浄土真宗」 監修 川添泰信歳を重ねれば重ねるほど、親鸞の教えは心に響くところである。これからも時々親鸞に関する本を読むことになるだろう。昔はとても理解不能だった「悪人正機」という考えも、いつも間にか納得するところでもある。不思議なものである。
「さすらう地」キム・スム 岡裕美訳1937年、20万人近くの朝鮮人が中央アジアへ強制移住させられたという事実を初めて知った。朝鮮の歴史はあまりに過酷である。歴史を知るということは未来を考える上で大切である。韓国の小説を通じて、これらの歴史を少しずつ学んでいこうと思う。
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