「賭博者」ドストエフスキー 亀山郁夫訳内田 信之2023年9月3日読了時間: 1分財産とは「せがんで手に入れる」「贈与される」「略奪する」ことによって築かれるものという考えもあるようである。人はどうしてギャンブルに狂うのか、そして身を滅ぼしてしまうのか?昔も今も変わらないということは、これが人間の本質なのか。
「アルベール・カミュ」三野博司カミュの本はいくつか読んでいる。改めて振り返ってみようと思い、この本を借りて読んでみた。カミュの生い立ちにを知ると、カミュが描く世界も少しばかり納得するところである。アルジェリアという国を訪れたことはないが、その世界での生活がカミュの作品に大きく影響しているのは間違いない。...
「こころにとどく歎異抄」三田誠広三田誠広は一人の人物に焦点を当てた歴史小説をいくつか書いている。私もいくつか読んでおり、その描写には感銘を受けていた。この本は歎異抄を素人でも理解できるように、優しい表現となっている。そもそも歎異抄自体が、易行を重視しているので当然と言えば当然であるが。これからも歎異抄に関...
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