「謎の旅人 曽良」村松友次内田 信之2023年7月2日読了時間: 1分曽良の日記を読むと、芭蕉の日記が創作であり、見事な文学作品であるということがよくわかる。後世に残そうという意図があれば、最も十分な才能が必要であるが、日記というものは現実と創作をうまく混在させることが必要なのだろう。それにしても曽良は不思議な人である。
「城」カフカ 丘沢静也訳不思議な小説である。私たちは一生懸命考えているようで、結局は不条理な世界に陥ることになるのだろう。大事なことも些細なことも、それほど大差のないことだ? 悲しくもあり、滑稽でもある。
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