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  • 内田 信之

「若きウェルテルの悩み」ゲーテ 竹山道雄訳

この本は、私のような年齢の人間こそが読むべきもののような気がする。訳者が書いている通り、倨傲と自己否定、陶酔と絶望、過剰な多感と薄弱な意志など、極みから極みへの動揺は、確かにある時期、私自身も経験した。年を重ねたことで、その振り子の揺れを多少抑えることができるようになった。  世俗に染まるということか

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「サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3」村上春樹

村上ラヂオ1から3まですべて読んでしまった。プロの作家なのだから当たり前なのであろうが、それにしても面白い。自分の好きなことを中心に書いているというが、それがいいのかな。猫と音楽と野菜が好きだということである。

「源氏物語礼讃」与謝野晶子

与謝野晶子という女性は本当に、恐るべしである。源氏54帖すべてを、歌一つで要約している。私のような凡人には源氏を読み通すことはできないが、この歌集であれば熟読ができる。

「消えた国 追われた人々 東プロシアの旅」池内紀

東プロシアという国名は耳にしたことがあるものの、その歴史について深く知るところは全くなかった。グストロフ号沈没事件は、日本の対馬丸の遭難事件とあまりに類似している。しかもその規模は10倍程度であったことなどは全く知らなかった。この著者の本はいつも勉強になる。

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