「続々 物語をものがたる」河合隼雄内田 信之2021年6月13日読了時間: 1分河合隼雄の本を読むと、人間の生活にとって、物語の大事さを強く実感する。物語には、物語る人の歴史だけでなく、人類の歴史が詰まっているといって過言ではないだろう。これからも多くの物語を読んでいくことになるのだろう。
河合隼雄の本を読むと、人間の生活にとって、物語の大事さを強く実感する。物語には、物語る人の歴史だけでなく、人類の歴史が詰まっているといって過言ではないだろう。これからも多くの物語を読んでいくことになるのだろう。
臨海楼綺譚 スティーヴンスン 南條竹則訳少年の頃読んだ、「宝島」の作者であるが、このような作品を書いているとは全く知らなかった。私にとっては不思議な世界ではあるが、少しばかり共感するところもある。理性だけでは理解できない世界は、いつの時代でもあったのだろう。
「耳をすませば」チョ・ナムジュ 小山内園子訳「サハマンション」に続いて、チョ・ナムジュの小説を読んだ。デビュー作ということである。展開にスピード感があり、楽しく読むことができた。しかしこれが韓国の実状ではないと思うが、この小説に似たような社会の雰囲気はあるのだろうか。考えてみると、最近の日本も同じような現象が起きてい...
「ひとりの覚悟」山折哲雄山折哲雄の著書はいくつか読んでおり、この本の内容も特に目新しいものはない。ただしこの本は87歳時に記した本であり、自分自身の死が近づいているという気持ちがあり、やや強い表現になっているようだ。パールバックの「The Big...
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