「満つる月の如し」仏師・定朝 澤田瞳子内田 信之2022年8月13日読了時間: 1分平将門を中心に書かれた「落花」が結構よかったので、今回は道長の時代の仏師・定朝を描いたこの本を借りてきた。仏師というものをほとんど知らなかった私にとって、この本はとても新鮮であった。今後もこの作家の本をいくつか読んでみよう。
「アルベール・カミュ」三野博司カミュの本はいくつか読んでいる。改めて振り返ってみようと思い、この本を借りて読んでみた。カミュの生い立ちにを知ると、カミュが描く世界も少しばかり納得するところである。アルジェリアという国を訪れたことはないが、その世界での生活がカミュの作品に大きく影響しているのは間違いない。...
「こころにとどく歎異抄」三田誠広三田誠広は一人の人物に焦点を当てた歴史小説をいくつか書いている。私もいくつか読んでおり、その描写には感銘を受けていた。この本は歎異抄を素人でも理解できるように、優しい表現となっている。そもそも歎異抄自体が、易行を重視しているので当然と言えば当然であるが。これからも歎異抄に関...
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