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  • 内田 信之

「満つる月の如し」仏師・定朝 澤田瞳子

平将門を中心に書かれた「落花」が結構よかったので、今回は道長の時代の仏師・定朝を描いたこの本を借りてきた。仏師というものをほとんど知らなかった私にとって、この本はとても新鮮であった。今後もこの作家の本をいくつか読んでみよう。

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日本には多くの説話集があり、その中には膨大な数の物語が存在する。しかしそれらを系統的に読んだことはない。今回その手始めとして、この本を読んでみた。代表的な4つの説話を中心に、それにまつわる話を取り上げられていて、素人の私でもすんなりと読み終えることができた。

以前も読んだ本だが、改めて読んでみた。白洲正子の文章はカミソリのように鋭く緊張感があって、私が愛読する作家のひとりである。一方河合隼雄についてはいくつかの対談集を読んだが、とても楽しい人だったに違いないと感じている。対照的な二人であるからこそこの本は非常に興味深いものである。

コルタサルはベルギーのブリュッセル生まれだが、両親ともにアルゼンチン人であり、ラテンアメリカを代表する作家である。と言ってもこの本を読んで初めて知った。カフカを彷彿させる文章だが、心を静めて読まないと理解が困難である。

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