内田 信之2022年11月27日読了時間: 1分「泣くな道真ー大宰府の詩ー」澤田瞳子福岡に行く機会を得たので、交通機関を利用している時間を利用してこの本を読んだ。人間道真の姿がユニークに描かれている。25日午後、御笠川を下って大宰府まで走ろうかと思ったが、水城跡で断念。なお水城は白村江の戦いの後に作られた防御のための建造物だそうである。
福岡に行く機会を得たので、交通機関を利用している時間を利用してこの本を読んだ。人間道真の姿がユニークに描かれている。25日午後、御笠川を下って大宰府まで走ろうかと思ったが、水城跡で断念。なお水城は白村江の戦いの後に作られた防御のための建造物だそうである。
「言葉を恃む」竹西寛子以前読んだ本であるが、また借りてきて読んでみた。謙虚でありながら、葉に厳しい態度を取り続ける竹西寛子の姿勢は、頭が下がることと同時に、見習うべきことだと思う。古典の面白さ、奥深さを教えてくれた、私にとって大事な先生である。
「星のあひびき」丸谷才一丸谷才一の膨大な読書量とその知識にはいつも驚かせる。またこの本の中でも数回取り上げられた大野晋氏も、とてつもなく偉大な人物であった。二人とも残念ながらすでに鬼籍に入ってしまったが、今後も読み継がれることだろう。二人の共著である「日本語で一番大事なもの」は、再び読み返すことが...
「私の親鸞」五木寛之親鸞について、知っているとか、わかっているとか言うことはどう転んでもあり得ないが、年を重ねると、なぜか悪人正機というものに心が少しばかり引かれる。これは一つの真理かもしれない。もっと長く生きることがあれば、その時はどう考えるのであろう。
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