内田 信之2020年7月18日読了時間: 1分「河野裕子 息子が読み解く50首」永田淳河野裕子の歌を読むと、日本の和歌の伝統は、やはり女性によって受け継がれているかなあと感じる。瀬戸内寂聴がよく言うように、男より女の方が深い人生を歩んでいるのかもしれません。ところで身内が身内を評論するのは非常に難しいものであることも、感じるところである。
河野裕子の歌を読むと、日本の和歌の伝統は、やはり女性によって受け継がれているかなあと感じる。瀬戸内寂聴がよく言うように、男より女の方が深い人生を歩んでいるのかもしれません。ところで身内が身内を評論するのは非常に難しいものであることも、感じるところである。
「日本の詩歌」大岡信私には繰り返し読む本があるが、この本もその一つである。4,5回目くらいかもしれない。文学の素人には大変貴重な本であると思う。こんなに何回も読むのだから購入すればいいのであるが、相変わらず図書館で借りている。いつかまた読むことになるだろう。
「読書について」小林秀雄年末に読んだ本である。心に刺さる文章がちりばめられている。常識人として恥ずかしからぬ教養を得たうえで、初めて己の気質が意味を持つ。己の気質が意味を持って初めて趣味というものを解するといえる。趣味には矛盾があり、理性で解決できないところがある。その通りだと思う。
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