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「死霊の恋/化身」 テオフィル・ゴーティエ 永井千奈訳

  • 内田 信之
  • 2024年2月10日
  • 読了時間: 1分

ゴーティエは19世紀のフランスの作家である。たとえ灰に帰したとしても、一度だけ(一夜だけ)でも実現した絶対美の記憶は永遠に残る。言葉としても残る。対極にあるものも一瞬だけは融合する。  今の年齢だから得られる読後感なのだろう。 胡蝶の夢

 
 
 

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