「死者の書・口ぶえ」折口信夫内田 信之2月16日読了時間: 1分難解な本である。以前途中まで読んだが、返却日になってしまったためそのままとなっていた。今回は少し勉強をしたうえで改めて読んだ。それでもやはり難解である。中将姫伝説を表現するのに、このような文章はそれなりに魅力的ではある。能の「当麻」はいまだに鑑賞する機会を得ていない。その時が来れば、きっとこの作品を思い出すだろう。
「太陽の棘」原田マハこの作家の本を読むと、無性に絵画を鑑賞したいという気持ちにさせてくれる。今後もしも沖縄に行くことがあれば、現地の美術館に行ってきたいと思う。また沖縄の基地問題や、私たちが容易に知りえない軍医の仕事などにも、創作とはいえわかりやすく、しかも楽しく書かれており、あっという間に読...
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