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「梅原猛の授業 仏教」

内田 信之

2001年、梅原猛が76歳の時に、京都の洛南中学の3年生に行った授業を本にまとめたものである。梅原猛の書籍はいくつか読んでいるが、膨大な知識と強い自意識をいつも感じさせる。中学3年生に行った授業であるが、私のレベルではちょうどよく、一気に読み終えてしまった。

 
 
 

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「河合隼雄の幸福論」河合隼雄

幸福に関連するエッセイ集である。気楽に読めてしまうが、それぞれの内容は深い。悲しみの裏付け、悲しみの支えのない幸福というものはない、という言葉は印象的である。河合隼雄の本は、いつもいろいろなことを気付かせてくれる。私にとって素晴らしい師である。

「イラストで知る浄土真宗」 監修 川添泰信

歳を重ねれば重ねるほど、親鸞の教えは心に響くところである。これからも時々親鸞に関する本を読むことになるだろう。昔はとても理解不能だった「悪人正機」という考えも、いつも間にか納得するところでもある。不思議なものである。

「さすらう地」キム・スム 岡裕美訳

1937年、20万人近くの朝鮮人が中央アジアへ強制移住させられたという事実を初めて知った。朝鮮の歴史はあまりに過酷である。歴史を知るということは未来を考える上で大切である。韓国の小説を通じて、これらの歴史を少しずつ学んでいこうと思う。

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