「日本人とはなにか」柳田国男内田 信之2021年2月14日読了時間: 1分柳田国男が始めた民俗学という学問は、魂の学問である。学問をすることは志を立てるといい、自分ではないものも、自分と同じような生活を営むものも、共に幸せにするということである。柳田先生の視線に少しでも近づけてこの世の中を見ることができるよう、精進していこうと思う。
柳田国男が始めた民俗学という学問は、魂の学問である。学問をすることは志を立てるといい、自分ではないものも、自分と同じような生活を営むものも、共に幸せにするということである。柳田先生の視線に少しでも近づけてこの世の中を見ることができるよう、精進していこうと思う。
臨海楼綺譚 スティーヴンスン 南條竹則訳少年の頃読んだ、「宝島」の作者であるが、このような作品を書いているとは全く知らなかった。私にとっては不思議な世界ではあるが、少しばかり共感するところもある。理性だけでは理解できない世界は、いつの時代でもあったのだろう。
「耳をすませば」チョ・ナムジュ 小山内園子訳「サハマンション」に続いて、チョ・ナムジュの小説を読んだ。デビュー作ということである。展開にスピード感があり、楽しく読むことができた。しかしこれが韓国の実状ではないと思うが、この小説に似たような社会の雰囲気はあるのだろうか。考えてみると、最近の日本も同じような現象が起きてい...
「ひとりの覚悟」山折哲雄山折哲雄の著書はいくつか読んでおり、この本の内容も特に目新しいものはない。ただしこの本は87歳時に記した本であり、自分自身の死が近づいているという気持ちがあり、やや強い表現になっているようだ。パールバックの「The Big...
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