「日本の思想を読む」末木文美士内田 信之2024年1月19日読了時間: 1分日本の思想史についての素人向け入門書である。多くの人物についてごく簡単に記載があるだけだが、私のような無教養な人間にはちょうど良い。鎌倉仏教に対する考えは興味深かった。無住や丸山真男についてはいずれ読んでみたいと思う。
「アルベール・カミュ」三野博司カミュの本はいくつか読んでいる。改めて振り返ってみようと思い、この本を借りて読んでみた。カミュの生い立ちにを知ると、カミュが描く世界も少しばかり納得するところである。アルジェリアという国を訪れたことはないが、その世界での生活がカミュの作品に大きく影響しているのは間違いない。...
「こころにとどく歎異抄」三田誠広三田誠広は一人の人物に焦点を当てた歴史小説をいくつか書いている。私もいくつか読んでおり、その描写には感銘を受けていた。この本は歎異抄を素人でも理解できるように、優しい表現となっている。そもそも歎異抄自体が、易行を重視しているので当然と言えば当然であるが。これからも歎異抄に関...
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