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「敗北力」鶴見俊輔

  • 内田 信之
  • 2021年6月24日
  • 読了時間: 1分

鶴見俊輔のエッセイである。力を入れずして自分の信念を突き通す、そんな人だったのだろう。すべての内容に賛同するわけではないが、自分がこれからの人生を生きていく上で多くの示唆を与えてくれる人だ。「一座の中にはヴェイン(空虚)な人間は必要だ」という話は、まさに真実であろう。

 
 
 

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