内田 信之2021年10月17日読了時間: 1分「建礼門院右京太夫集」の発信と影響 日記文学会中世分科会編建礼門院右京太夫に関する本を時々読んでいる。この本は、記述した人によってあまり専門過ぎる傾向がある。しかし平家の衰退、七夕や星に関する話題、平資盛とのやり取りなど、彼女に関しては興味が尽きない。
「日本の詩歌」大岡信私には繰り返し読む本があるが、この本もその一つである。4,5回目くらいかもしれない。文学の素人には大変貴重な本であると思う。こんなに何回も読むのだから購入すればいいのであるが、相変わらず図書館で借りている。いつかまた読むことになるだろう。
「読書について」小林秀雄年末に読んだ本である。心に刺さる文章がちりばめられている。常識人として恥ずかしからぬ教養を得たうえで、初めて己の気質が意味を持つ。己の気質が意味を持って初めて趣味というものを解するといえる。趣味には矛盾があり、理性で解決できないところがある。その通りだと思う。
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