内田 信之2020年9月27日読了時間: 1分「大江健三郎 柄谷行人 全対話 世界と日本と日本人」恥ずかしながら、大江健三郎も柄谷行人もほとんど読んだことがないのに、この本を借りた。対話集なので一見わかりやすいように書かれているが、内容はとても深く、ほとんどの部分は理解できない。文学はもっと私的なものであってもいいのではないか?
恥ずかしながら、大江健三郎も柄谷行人もほとんど読んだことがないのに、この本を借りた。対話集なので一見わかりやすいように書かれているが、内容はとても深く、ほとんどの部分は理解できない。文学はもっと私的なものであってもいいのではないか?
「太陽と鉄」三島由紀夫三島自身はこれを「告白と批評との中間形態」の書としている。解説の佐藤秀明氏によれば、この書は始めから「死」が直観されており、そこから逆算され、死に至る論理が構築されたに違いない、と述べている。難解な表現が多いが、三島の晩年の心情の一端に触れることができ、自分にとっては大変重...
「韓国文学の中心にあるもの」斎藤真理子韓国文学には以前から興味があるのだが、いまだに読んだことはない。この本は韓国文学を紹介しながら、韓国の歴史についても詳細に触れている。私が韓国の現代史についていかに無知であったかということを知ることになった。この本の中に紹介された本をいくつか読んでみようと思う。
「千霊一霊物語」アレクサンドル・デュマ 前山悠訳アレクサンドル・デュマの作品を初めて読んだ。論理では説明できない世界というものは、確かにあるものだと思う。世の中の価値は常に変化、もしくは消失してしまうものである。他の本も読んでみようと思う。
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