「古今集の世界へ 空に立つ波」竹西寛子内田 信之2021年3月21日読了時間: 1分前橋市立図書館にある竹西寛子の本はすべて読んでいるが、この本は見当たらなかったので自分で購入した。私は、竹西寛子によって言葉の魅力、日本語の魅力を知ったといっても過言ではない。言葉には確かに力がある。日本人として古今集を持つ喜び、これは何ものにも代えがたい。この本も何度か読み返すことがあるだろう。
「アルベール・カミュ」三野博司カミュの本はいくつか読んでいる。改めて振り返ってみようと思い、この本を借りて読んでみた。カミュの生い立ちにを知ると、カミュが描く世界も少しばかり納得するところである。アルジェリアという国を訪れたことはないが、その世界での生活がカミュの作品に大きく影響しているのは間違いない。...
「こころにとどく歎異抄」三田誠広三田誠広は一人の人物に焦点を当てた歴史小説をいくつか書いている。私もいくつか読んでおり、その描写には感銘を受けていた。この本は歎異抄を素人でも理解できるように、優しい表現となっている。そもそも歎異抄自体が、易行を重視しているので当然と言えば当然であるが。これからも歎異抄に関...
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