内田 信之2020年10月18日読了時間: 1分「加藤周一 最終講義」説得力のある表現で書かれており大変わかりやすい。若干理屈っぽいところもあるが、このような講義であれば聴講したかったというのが素直な感想である。日本の文化にはいろいろなとらえ方があって、ますます興味がわくところである。
説得力のある表現で書かれており大変わかりやすい。若干理屈っぽいところもあるが、このような講義であれば聴講したかったというのが素直な感想である。日本の文化にはいろいろなとらえ方があって、ますます興味がわくところである。
「日本の詩歌」大岡信私には繰り返し読む本があるが、この本もその一つである。4,5回目くらいかもしれない。文学の素人には大変貴重な本であると思う。こんなに何回も読むのだから購入すればいいのであるが、相変わらず図書館で借りている。いつかまた読むことになるだろう。
「読書について」小林秀雄年末に読んだ本である。心に刺さる文章がちりばめられている。常識人として恥ずかしからぬ教養を得たうえで、初めて己の気質が意味を持つ。己の気質が意味を持って初めて趣味というものを解するといえる。趣味には矛盾があり、理性で解決できないところがある。その通りだと思う。
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