内田 信之2020年6月14日読了時間: 1分「六つの星星」川上未映子「雪が溶け、水になった。それはわかる。しかし雪の白さはどこへ行ってしまったのだろう」あとがきに彼女が書いた文章である。(シェークスピアの言葉?)私より14歳若い女性である。今後どのような文章を書くのか楽しみだ。
「雪が溶け、水になった。それはわかる。しかし雪の白さはどこへ行ってしまったのだろう」あとがきに彼女が書いた文章である。(シェークスピアの言葉?)私より14歳若い女性である。今後どのような文章を書くのか楽しみだ。
ドストエフスキーの[悪霊]の概要展望と深層構造 清水孝純悪霊はずいぶん前に読んだものである。たまたまこの本を手に取ってしまった。ドストエフスキーの世界は難解でもあるが、そもそも人間の世界が難解なのだろう。一つの解釈である。
「クララとお日さま」カズオ・イシグロ 土屋政雄訳カズオ・イシグロの作品は、いつも深い謎を投げかけてくる。AIの進歩は目にみはるものがあるが、その先になるものはいったい何なのか。人間の幸せを目的としているのだろうが、進歩すればするほど遠ざかっていくような気もする。
「おくのほそ道」を旅しよう 田辺聖子田辺聖子の気負うことない文章は私の好むところである。きっと人間的にもとても魅力のある女性だったと思う。ところで2009年に始めた私自身の奥の細道紀行は、ずいぶん長い間お休みとなっている。今年は再開できるか?