「九鬼周蔵随筆集」菅野昭正編内田 信之2021年6月20日読了時間: 1分以前、野内良三の「偶然」に関する本を数冊読んだことがある。この中で九鬼周蔵の名前が何度も出てきたが、実際に九鬼周蔵の本は読んだことはなかった。この本については一気に読んだためか、まだ何をここに何を記していよいのか。また図書館で彼の本を借りることにしよう。
以前、野内良三の「偶然」に関する本を数冊読んだことがある。この中で九鬼周蔵の名前が何度も出てきたが、実際に九鬼周蔵の本は読んだことはなかった。この本については一気に読んだためか、まだ何をここに何を記していよいのか。また図書館で彼の本を借りることにしよう。
臨海楼綺譚 スティーヴンスン 南條竹則訳少年の頃読んだ、「宝島」の作者であるが、このような作品を書いているとは全く知らなかった。私にとっては不思議な世界ではあるが、少しばかり共感するところもある。理性だけでは理解できない世界は、いつの時代でもあったのだろう。
「耳をすませば」チョ・ナムジュ 小山内園子訳「サハマンション」に続いて、チョ・ナムジュの小説を読んだ。デビュー作ということである。展開にスピード感があり、楽しく読むことができた。しかしこれが韓国の実状ではないと思うが、この小説に似たような社会の雰囲気はあるのだろうか。考えてみると、最近の日本も同じような現象が起きてい...
「ひとりの覚悟」山折哲雄山折哲雄の著書はいくつか読んでおり、この本の内容も特に目新しいものはない。ただしこの本は87歳時に記した本であり、自分自身の死が近づいているという気持ちがあり、やや強い表現になっているようだ。パールバックの「The Big...
Comments