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内田 信之

「中原中也のこころ」

この年になって、これほど中原中也に惹かれるのはなぜなのか、しみじみと考えよう。私の十代から二十歳前半、つまり中学時代から大学時代、たぶん中原と同じような感受性が間違いなくあったような気がする。それは私の中からもう消えてしまったのか?彼の詩はやっぱり心に響く。

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「日本の詩歌」大岡信

私には繰り返し読む本があるが、この本もその一つである。4,5回目くらいかもしれない。文学の素人には大変貴重な本であると思う。こんなに何回も読むのだから購入すればいいのであるが、相変わらず図書館で借りている。いつかまた読むことになるだろう。

「読書について」小林秀雄

年末に読んだ本である。心に刺さる文章がちりばめられている。常識人として恥ずかしからぬ教養を得たうえで、初めて己の気質が意味を持つ。己の気質が意味を持って初めて趣味というものを解するといえる。趣味には矛盾があり、理性で解決できないところがある。その通りだと思う。

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