内田 信之2021年3月14日読了時間: 1分「不滅の哲学 池田晶子」若松英輔図書館で借りることのできる若松英輔の本は、ほぼすべて読んでいる。彼が池田晶子のことをしばしば言及しているが、彼女の本は読んだことがない。一度は読むべきなのかもしれない。悲しみは乗り越えるものではなく、深めていくもの。 早朝、利根川沿いで鶯の鳴き声を耳にする。
図書館で借りることのできる若松英輔の本は、ほぼすべて読んでいる。彼が池田晶子のことをしばしば言及しているが、彼女の本は読んだことがない。一度は読むべきなのかもしれない。悲しみは乗り越えるものではなく、深めていくもの。 早朝、利根川沿いで鶯の鳴き声を耳にする。
ドストエフスキーの[悪霊]の概要展望と深層構造 清水孝純悪霊はずいぶん前に読んだものである。たまたまこの本を手に取ってしまった。ドストエフスキーの世界は難解でもあるが、そもそも人間の世界が難解なのだろう。一つの解釈である。
「クララとお日さま」カズオ・イシグロ 土屋政雄訳カズオ・イシグロの作品は、いつも深い謎を投げかけてくる。AIの進歩は目にみはるものがあるが、その先になるものはいったい何なのか。人間の幸せを目的としているのだろうが、進歩すればするほど遠ざかっていくような気もする。
「おくのほそ道」を旅しよう 田辺聖子田辺聖子の気負うことない文章は私の好むところである。きっと人間的にもとても魅力のある女性だったと思う。ところで2009年に始めた私自身の奥の細道紀行は、ずいぶん長い間お休みとなっている。今年は再開できるか?