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  • 内田 信之

「ワンちゃん・老処女」楊逸

以前からこの女性の芥川賞受賞作を読まねばと思って、つい先日図書館で借りて読んでみた。私のように日本しか知らない人間にとって、日本語を母語としない人の小説は興味があった。私の心に訴えるものはあるが、何故か軽々に表現できない。昨日李琴峰さんの芥川賞受賞のニュースが報道されたのは、何かの因縁か?

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カズオ・イシグロの作品は、いつも深い謎を投げかけてくる。AIの進歩は目にみはるものがあるが、その先になるものはいったい何なのか。人間の幸せを目的としているのだろうが、進歩すればするほど遠ざかっていくような気もする。

田辺聖子の気負うことない文章は私の好むところである。きっと人間的にもとても魅力のある女性だったと思う。ところで2009年に始めた私自身の奥の細道紀行は、ずいぶん長い間お休みとなっている。今年は再開できるか?

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