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内田 信之

「スペインの家 三つの物語」 J・M・クッツェー くぼたのぼみ訳

南アフリカ出身の作家の短編である。スペインの家、ニートフェルローレン、彼とその従者の3つの作品が収められている。ニートフェルローレンを読むと、現在の日本の地方にまつわる問題そのものである。作者の波乱に満ちた経験が、こういった作品を作るのだろう。

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「日本の詩歌」大岡信

私には繰り返し読む本があるが、この本もその一つである。4,5回目くらいかもしれない。文学の素人には大変貴重な本であると思う。こんなに何回も読むのだから購入すればいいのであるが、相変わらず図書館で借りている。いつかまた読むことになるだろう。

「読書について」小林秀雄

年末に読んだ本である。心に刺さる文章がちりばめられている。常識人として恥ずかしからぬ教養を得たうえで、初めて己の気質が意味を持つ。己の気質が意味を持って初めて趣味というものを解するといえる。趣味には矛盾があり、理性で解決できないところがある。その通りだと思う。

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