内田 信之2021年7月29日読了時間: 1分「ゴッホの手紙」小林秀雄個性についての小林秀雄の講演を数十回聴いているが、その中でゴッホの手紙について、ゴッホ自身について語っている。新潮文庫からこの本が新たに出版されていたので、購入して熟読した。個性の問題は、私たちは時に考えるべき問題なのだろう。
個性についての小林秀雄の講演を数十回聴いているが、その中でゴッホの手紙について、ゴッホ自身について語っている。新潮文庫からこの本が新たに出版されていたので、購入して熟読した。個性の問題は、私たちは時に考えるべき問題なのだろう。
「日本の詩歌」大岡信日本の文学を考えるうえで非常に丁寧にわかりやすく解説している。薄い本であるとはいえ 、今回読むのは3,4回目である。何回読んでもそれなりに心に響くところがある。購入してもよいのだが、図書館にあるので今後も時々借りて、読むことになるのだろう。
「しあはせな話」宇野千代宇野千代の本を読んでみたら、とある人に勧められ、その後時々読んでいる。いつも自然体の宇野千代の生き方は、とても共感できるしうらやましくもある。素敵な女性だったのだろう。私のこれからの人生も、変な力を入れることなく自分の身の丈のあった生き方をしていきたいものだ。
「トニオ・クレーゲル」トーマス・マン 高橋義孝訳ちょうど1年前に読んだものを改めて読み直した。私の仕事とは直接的には何の関連もないが、やはり様々なことを考えさせる本である。理性、倫理、良心、認識。私のような凡人は、この世界で生きているだろうし、今後もそうなのだろう。