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「アラバスターの壺・女王の瞳 他」ルゴーネス 大西亮訳

  • 内田 信之
  • 2024年4月13日
  • 読了時間: 1分

ルゴーネスはアルゼンチンを代表する詩人、作家である。この本は、幻想文学と言われる短篇を集めたものである。訳者は、幻想という虚構を通してのみ見ることのできる現実がある、と述べている。その通りだと思う。

 
 
 

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