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「アフガニスタンの診療所から」中村哲

  • 内田 信之
  • 2021年6月27日
  • 読了時間: 1分

この本は1992年頃書かれたものである。したがって大旱魃後の自身の仕事に事には触れられていない。我々は環境問題、人口問題、経済の活性化について語ることが多い。ただし明白なことは、自然破壊なくして経済成長なく、奴隷なしに貴族なく、貧困なくして繁栄はない、ということ。人が守らねばならぬものはそう多くない。強いメッセージである。

 
 
 

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