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  • 内田 信之

「たゆたえども沈まず」原田マハ

この作家の本は4冊目である。アンリ・ルソー、パブロ・ピカソ、オスカー・ワイルドを主人公とした本もとても面白かった。この本はフィンセント・ファン・ゴッホとテオドロス・ファン・ゴッホの兄弟にまつわる内容である。小林秀雄がゴッホについて語っていることを思い出しながら読む。天才は孤独である。

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カズオ・イシグロの作品は、いつも深い謎を投げかけてくる。AIの進歩は目にみはるものがあるが、その先になるものはいったい何なのか。人間の幸せを目的としているのだろうが、進歩すればするほど遠ざかっていくような気もする。

田辺聖子の気負うことない文章は私の好むところである。きっと人間的にもとても魅力のある女性だったと思う。ところで2009年に始めた私自身の奥の細道紀行は、ずいぶん長い間お休みとなっている。今年は再開できるか?

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