内田 信之2021年4月11日読了時間: 1分「たましいのふたりごと」川上未映子×穂村弘川上未映子の言葉に対する感受性は、読んでいてとてもおもしろい。穂村弘はさすがに歌詠みの人らしく、表現が非常に鋭い。世の中のあらゆることをもっとじっくり考えることができれば、きっと今よりすっと深く、人生を味わうことができるのだろうな
川上未映子の言葉に対する感受性は、読んでいてとてもおもしろい。穂村弘はさすがに歌詠みの人らしく、表現が非常に鋭い。世の中のあらゆることをもっとじっくり考えることができれば、きっと今よりすっと深く、人生を味わうことができるのだろうな
ドストエフスキーの[悪霊]の概要展望と深層構造 清水孝純悪霊はずいぶん前に読んだものである。たまたまこの本を手に取ってしまった。ドストエフスキーの世界は難解でもあるが、そもそも人間の世界が難解なのだろう。一つの解釈である。
「クララとお日さま」カズオ・イシグロ 土屋政雄訳カズオ・イシグロの作品は、いつも深い謎を投げかけてくる。AIの進歩は目にみはるものがあるが、その先になるものはいったい何なのか。人間の幸せを目的としているのだろうが、進歩すればするほど遠ざかっていくような気もする。
「おくのほそ道」を旅しよう 田辺聖子田辺聖子の気負うことない文章は私の好むところである。きっと人間的にもとても魅力のある女性だったと思う。ところで2009年に始めた私自身の奥の細道紀行は、ずいぶん長い間お休みとなっている。今年は再開できるか?